[雑記] 一年
仕事が年度末進行中で、深夜時間外がえらいことになってます。
職場で朝日を拝むのは、何度やっても嫌なものです。
明るいと眠れない人間なので、ふらふらで帰ってもあまり寝つけずすぐ起きてしまうんですよね。
さておき。それでも、3月11日は実家に帰り、14時46分には南に向かって黙祷しました。
南。実家から見て、津波が襲ってきた海の方向。流されて亡くなった叔父が住んでいた方向。
黙祷を終え、仏壇に線香を捧げて、少しだけ感傷に浸りました。
あれから一年。
早いやら遅いやらはわかりませんが、一年が過ぎてようやく、当時は当たり前すぎて気づけなかったその異常さを振り返ることができるようになりました。
無我夢中で過ごした最初の一週間。疲れが出た半月後。サイトで生存報告できたのは三週間後だったと、過去の記事を読み返してみて思い出したりもしました。
被災地にあるとある小学校の卒業式で、校長先生が送辞の中でこう言ったそうです。
「あの時の辛さを思い出せば、この先どんな困難があっても乗り越えられる」
ただ、自分が忘れないように。
当時は詳しくは書けなかった私の体験を、もう少し詳しく書いておこうと思います。