[雑記] 閉鎖の理由
「更新それ自体を目標にしているサイトは早晩閉鎖に追い込まれるのだ」。
こんなことを書いていたサイトがありました。
なかなか的確だと思います。
いろんなサイトが出来ては消えていく様を見てきました。
私自身、閉鎖こそしませんでしたが、きちんとした運営を続けていたとは言いがたいです。
仕事ならともかくとして、趣味の域でずっと更新を続けていく、というのはとても難しいことだと思います。
それこそ、サイトを作ったばかりの頃は、人がきてくれることや人の反応を貰えることが嬉しくて仕方がないものです。
それが良い反応であればなおさらでしょう。その喜びを続けて感じたくて、人が続けてきてくれるようにと、頑張って更新することもあるでしょう。
でも、「頑張る」ことは「無理する」と紙一重です。最初の頃、喜びに後押しされて続けることが出来た「頑張り」は、その喜びに慣れてくるうちに「無理」に変わるかもしれません。
そして、続けた「無理」はいつかどこかで跳ね返ってくるものです。
また、人が遊びにきてくれるようにという理由で更新を続けていけば、「更新しよう」という気持ちがやがて「更新しなきゃ」という強迫観念に変わるかもしれません。
こうなってしまえば、それはもう趣味とは呼べないでしょう。どちらかといえば、仕事と呼ぶほうが正しいです。
そして、仕事は仕事だからと無理も出来ますが、無理して趣味に興じようとするのは一般的ではありません。
結局のところ、本人にそのつもりがなくても、人を中心に据えて更新するようになったら、いつかどこかでぶち切れるんだろうなと。
そういう意味では、自分のやりたいことやった、満足した、という言葉を残されて閉鎖された方々はとても幸せなんじゃないかと思います。
結論。
私も、どうせ閉鎖するなら、本当に満足してから颯爽と消えるのが格好いいなーと思うわけです。
...何年かかるやら(汗)