一章30話更新。
↓恒例のネタバレ。
これまでの引きが嘘みたいにあっさり終了。
だって国同士で戦争する理由ないし、個人の話は延長戦あるし。次に持ち越せないのはサンディマだけなので。
ともあれ、一章はこれにて完結です。
藤崎流の魔法概念について少しだけ。
『遠視』に続いて『幻戯』の術が出てきました。
途中で簡単な説明は入れましたが、これらは一般的な魔法......要するに魔道書と契約できれば誰でも扱える精霊魔法の概念とは本質から異なるものです。
もう少し具体的に区分けすると、精霊魔法や杖魔法が外の力を借りる魔法なのに対し、これらは純粋に内の力のみで発現するものとして位置づけています。なので基本、魔道書や杖といった媒介は必要としません。
代わりに、使うには魔力の絶対量が必要不可欠となります。
ちなみに、別にこだわりなわけではないのでルビを振るなどはしませんでしたが......
『遠視』はエンシではなくトオミと読みます。
そして、『幻戯』はゲンギですらありません。正しい読み方は実はメクラマシだったりします。
先の話。
大沢版を始め、聖戦全編を書く方にはなぜか大抵無視されてる某剣士ですが、私は最初から書く気満々だったりします。
もう書きたくて書きたくて仕方ありませんでした。今からとても楽しみです。