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ご無沙汰しております。
二つ連続して同じような記事の開始になってしまいましたが、管理人です。

いきなり本題ですが、被災しました。

正直、三週間も経ってから報告することでもないと思うのですが。プライベートでネットしていられるほど余裕がなく、こんなに遅くなってしまいました。
ようやく、一時的とはいえ事情が落ち着きましたので、生存報告だけしとこうと思った次第です。

一部の方にはご心配もおかけしたようで、申し訳ありません。

以下、現在の状況などを......

本来、こういう記事を書くとき、頭にこうつけるべきなんですよね。

「東日本大震災によりまして、被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。」

でも、一度書こうとして、やめました。
私には、今現在も、安否不明の知人・友人がいます。
親戚には、亡くなった方もいます。
そのため、今はまだ、不特定多数の方を見舞えるほど余裕がないのです。

こういう状況ですので、多少踏み込んで書きますが。
藤崎は、宮城県の沿岸部に在住しています。
さすがに詳しい地名は伏せますが、ニュースで何度も読み上げられ、ほぼ毎日映像が流れているような、そういうところです。

地震があったときは仕事で仙台におりましたが、おかげで、数日間は家に帰ることもできませんでした。
ようやく戻る機会を得て、仕事を放り出して帰った地元は、一言で言えば、見る影もなく変わり果てておりました。
地震はともかく、津波の被害は、甚大の一言でした。
幸い自宅は流出しませんでしたが、流されてきた廃材と瓦礫と覆われ、玄関にすら容易にはたどり着けないような状態でした。

水は給水。食料は配給。電気も水道もガスも全滅。
道は泥に覆われて歩きにくく、一方で乾いたヘドロが風に巻き上げられ、空気も悪い。
悲しいことですが、目の前で遺体を見る機会もありました。

そんな中でも、人間て生きていられるんですね。

ただ生きることだけに必死になっている方々がいます。
今までの生活全てが奪われても、負けるもんかと奮い立っている人たちです。
本当に、人の生きる強さを目の当たりにしました。

物書きの端くれとして、人の生死を扱う作品も書いてきました。
逆に、他の方の書いた話を読む機会もありました。
でも、薄かったです。
現実に比べたら、内容も表現も、全てが薄いと感じました。

そんなこんなで、何か書きたいなぁ、と思ったりもしました。
正直、だいぶ先になりそうですが。落ち着いたら書いてみたいですね。

あれから三週間が経ち、年度も変わりました。
仕事の都合もありまして、一時的に自宅を離れ、こうしてブログを書く機会を得ています。

平日は仕事、合間に親戚筋と連絡、そして週末に帰宅と、週を通してばたばたしてますが。
とりあえずは、生きてます。大丈夫です。

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2011年4月 3日 20:14に投稿されたエントリーのページです。

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